その他のイベント情報

■令和6年度(2024年度)市立函館博物館講座「デジタルでみる!博物館資料鑑賞会」(終了しました)

現在のデジタル技術は高精細な画像記録が可能となり,展示資料をガラス越しに見るよりもはるかに細かい部分を観察することができるようになりました。そこで,肉眼とは異なるデジタル画像により,新たな発見や視点で資料を楽しみながら鑑賞することの意義を講師の解説とともに体感していただきます。

●日時
 令和6年12月8日(日)13:30-15:00

●場所
 市立函館博物館2階 集会室

●講師
 川嶋 稔夫 氏(公立はこだて未来大学特命教授)

●定員  15名

●参加料 無料

●申込方法
 11月22日(金)9:00から電話(0138-23-5480)で受付いたします。

 

■シンポジウム「北方先住民族の交易と産物」(終了しました)

市立函館博物館で開催する令和6年度企画展「北東アジアのシルクロード-北方交易と蝦夷錦-」に関連し、北方先住民族間で行われていたサンタン交易と、蝦夷錦に代表されるその産物について、第一線で活躍する研究者が最新の研究成果を紹介します。(事前申込不要)

●日時
 令和6年8月17日(土)13:30-16:00

●場所
 函館市中央図書館 1階視聴覚ホール

●内容
①基調講演「蝦夷錦を着た人たち-北方諸民族の間に残された絹織物-」(佐々木史郎氏)
 日本で「蝦夷錦」の名前で知られる中国製の絹織物は、その出所であるアムール川流域では先住民族たちの間に結構残されている。それは地元の博物館や資料館だけでなく、個人宅にも保管されている。この講演ではこれらの絹織物がどのような経緯で彼らの手に渡り、彼らにとってどのような意味を持っていたのか、それがアイヌの場合とどのように異なるのかについて解説する。

②研究報告「本州における蝦夷錦認識とその特徴-道南との比較から-」(瀧本壽史氏)
 本州アイヌ(津軽・下北アイヌ)の支配や生活実態と、青森県内所在の蝦夷錦(約35点)との接点、関係性については、蝦夷錦の所在地・所有者・入手経路、そしてその使用目的からは見いだしがたい。北奥社会に受容された蝦夷錦認識の中にアイヌ民族はあったのであろうか。道南地域も含めて考えてみたい。

③調査報告「間宮林蔵が見た蝦夷錦の道-アムール川と海峡部に残るもの-」(相原秀起氏)
 江戸時代、樺太(サハリン)からアムール川下流域を踏査した間宮林蔵の足跡を現地にたどり、林蔵の記録通りに間宮海峡の大陸側沿岸に当時の交易路とみられる古道が残っていることを発見。交易地「デレン」があったとされるノボイリノフカ村や流域各地に残る蝦夷錦についても紹介する。

④パネルディスカッション(コーディネーター:国立アイヌ民族博物館田村将人氏)

 

■行ってみよう!博見学のススメ。

市立函館博物館では、4つのおもてなし講座をはじめます。博物館ならではの世界へご招待しますので、ぜひご来館ください。

hakken

1.展示解説
その時の展示内容に応じた展示解説を行います。(30分程度) 展示内容についてはホームページでご確認ください。

2.バックヤード・ツアー
普段入ることのできない収蔵庫、作業スペースなど、博物館の裏側をご案内します。(30分程度)

3.見せます!お宝公開!
市立函館博物館は、たくさんの資料を収蔵しています。展示していない資料で見たい資料がある場合は、ご相談ください。
※ 資料の劣化や外部収蔵庫で保管している資料、出し入れが困難な資料など、対応できない場合があります。

4.明治の博物館見学
博物館本館の側にある旧函館博物館1号館をご案内します。普段は特定開放日以外は閉鎖しておりますが、ご要望に応じて開放します。
・無料(本館への入館には、入館料が必要です。)

お申し込み条件
・受講できる期間は講座1・2は通年、講座3・4は4月1日~10月31日の開館日です。
 休館中は受講できませんので、当館ホームページにて休館日をご確認ください。
・講座につきましては、開催中の展覧会入館料が必要です。
・同じ日に複数の講座を受講することはできませんので、ご了承ください。
・5名以上の団体でお申し込みください。
・お申し込みは、2週間前までにお願いします。事前予約なしでは、受講できません。
・詳しい内容・時間・ご希望等については、お電話でご相談ください。
・他の博物館事業や担当が不在の場合など、受け入れをお断りすることがあります。
・1日に受け入れるグループ数には制限があります。

お申し込み方法

博物館で電話受付